様々な入力項目が必要となるECサイトにおいて、スマホ時代の会員登録は極力「手間を省く」ことが求められています。入力モード切り替えが多い住所登録は億劫だし、IDやパスの管理は面倒だし、いつも使っているLINEのiDでログインしてお気に入りに入れたりできれば便利なのにというニーズが結果にコミットしたのが ソーシャルログイン であり、LINEでログインがECサイトでも有効ってことです。
フィードフォースが2月26日に公表した「ソーシャルログイン利用状況調査2019」によると、ECサイトで最も多く利用されたソーシャルログインは「LINE」だった。
情報源: ECサイトで最も使われたソーシャルログインは「LINE」、2位は「Yahoo! JAPAN」 | ネットショップ担当者フォーラム
ECサイトにおける ソーシャルログイン 利用アカウントシェア
1位:LINE:35.3%
2位:Yahoo!:20.8%
3位:Google:20.7%
4位:Facebook:12.8%
5位:Twitter:10.3%
利用者にとっても便利なソーシャルログインですが、利用アカウントとしては「日常的な利用率の高さ」が反映しているかとも。その点でいえば、LINEが過半数を締める圧倒的な1位であるのは納得の結果です。
実際、LINEやYahoo!アカウントであれば、決済アカウントとも紐付く利便性が想定され、多くのECサイトが実装しているAmazonPayや楽天ログインペイメントといったモール系アカウントに匹敵する価値に到達するのはそう先の話ではなさそうです。
支払いという機能が欠かせないECサイトにとって、サービスへのログインはお支払い手段と直結している方が都合が良いですが、それはユーザー側にとっても好都合な次第です。どのサイトでも同じアカウントでログインできれば、サイト毎に会員登録する必要もなくなります。また訪問がご無沙汰になったサイトを思い出したように使っても、再登録は不要なのです。
最近のECサイトでは、商品の値下げ通知や発送完了のお知らせなど、商品購入に関わる重要な情報をLINEでタイムリーに通知するため、LINEログインによるID連携を促すケースが増えています。ユーザーにとっても利便性が高いため、LINEログインを利用するユーザーは今後も増えていくと考えられます。
LINEを使ったソーシャルログインの利点は上記の通り、ユーザーに届きやすい手段を、ユーザー自身が選択することにあるので、サイト利用の継続性の最適化はメルマガよりもLINEというパーソナル性の高いフィードで繋がることが重要ってことです。
ソーシャルログイン実装サービス「ソーシャルPLUS」
ソーシャルログイン自体はさして珍しい機能ではありません。スマホで展開されるアプリサービスなら大体は実装しています。どちらかといえば独自のログイン機能を実装する方が、個人情報保護の観点からもコストは膨大になるからです。
またソーシャルメディアブランドのそれぞれのネットワーク規制やデータポリシーの変更に対応するのも一苦労ですし、APIさえも締め出し、提携先以外は突然シャットダウンなんで所業の仕打ちは無きにしもあらず。
苦労とリスクとコストに高い代償を払うよりは、ASPサービスを利用した方が、安心安定で、対応アカウントの選択の自在とあれば、他に選択肢はありませんね。
残念な点を挙れば、「手軽にソーシャルログインを実装」とのサービスキャッチがありますが、コード一行入れいて終了とか、プラグインよろしく有効化して完了とか、そんなにお手軽ではないのが事実であります。
夕食奢ってサイトを作ってくれるお友達のウェブ制作レベルでは、難しすぎる実装マニュアルをブン投げることでしょう。無論、社内にいるパソコンが詳しいレベルでは到底太刀打ちできません。キチンとしたエンジニアがそのサイトシステムを理解し、実装マニュアルを把握する必要があります。
また、サービスを提供するフィードフォース社自体でも、サイト実装作業のエンジニア対応はできないというツレない対応のため、利用したいけど実装コストが見えない、誰に依頼すればいいかわからないという声も。
ということで、弊社で実装ご相談受けたまりますので、お問い合わせくださいませ。
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