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楽天SEO を変える人工知能のセンス | BC Lab.ブランドコマース研究所

先日、楽天市場の運営セミナーに出席しましたが、最も印象に残ったのは、 楽天SEO における出店社が抱いている「誤解」を懸命に解こうとしていたことです。なぜでしょう。汚いとされる商品名でも、検索結果として影響されていないからです。つまりSEO効果は従来通りであり、素直に言うことを聞くメリットが発生しないからです。


楽天は「楽天市場」の商品検索機能に、画像から商品を検索できる「イメージサーチ」を導入した。対象ジャンルはファッションとインテリア。ファッションは2017年秋前、インテリアは2018年に導入している。「イメージサーチ」にはAI(人工知能)を搭載。消費者が撮影した画像や雑誌記事などの画像を人工知能(AI)が解析し、ユーザーが探している商品情報を提示する。

情報源: 「楽天市場」に画像検索から商品を提案する機能! AI解析を使い類似商品をレコメンド | ネットショップ担当者フォーラム


 ご覧の通り、楽天市場の商品画像も商品名もサイト構成自体も、巨大であることを踏まえても「ごちゃごちゃ」して、見栄え的な美しさは皆無といっていいでしょう。
 ことSEOに関しては、検索ワードの「ゆれ」を踏まえた単語の重複に加え、一体どれが商品名だか理解を超えた表記の羅列に、およそキャットコピーとは言い難いセンテンスのオンパレード。

 楽天側もこれらの分かりづらさが新規ユーザーを遠ざけている要因として、モバイルファーストを起点に、「キレイ」で「シンプル」な商品名とキャッチコピーへの移行を促しています。ところが現時点においては、出店社、特に売上的にも有能な出店社ほど、楽天のお達しを「無視」していますね。ガン無視です。



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センスもプラットフォームの責任

 通常であれば、プラットフォーム側のお達しは絶対です。仮にグーグル様がルールを決めて施行すれば、そこにどんな不満と不公平と無駄な支出が伴おうが、全員従います。
 ところが楽天市場の出店社は、楽天側の思い通りには動きません。
こと楽天SEOに関しては、これまで通りの「汚い」とされる商品名でも、検索結果として影響されていないからです。つまりSEO効果は従来通りであり、素直に言うことを聞くメリットが発生しないからです。

 出店社が「汚い商品名」を記載するのは、そうしたいのでなく、そうすることが楽天市場で商売することに有効だからなのです。
 SEOに影響を及ぼす事案が確認できれば、彼らは即座に対応するでしょう。

 これは商品画像も同様です。
楽天市場に掲載される商品画像が「チラシ」のようなのは、それが「わかりやすい」と判断している楽天ユーザーが多いことにあります。
 
 オシャレとかセンスよりも、クリックされる画像が最優先なワケで、巨大モールを徘徊するのが、「ファッション高感度層」だけではない、もしろその層の方が少ない現状において、楽天市場の画像は「あらゆる層」でもお買い得感を醸し出す画像の方が有益であるのです。

 センスとは異なる商売への執念が導き出したデザインなのです。

 それは、ある意味「一般社会」の縮図でもあり、楽天市場という熾烈な競争の場で生きる術といえるでしょう。

 ところが画像においては、そのルールが変わりそうでもあります。

Ai搭載の画像サーチが商品画像や 楽天SEO をシンプルにする

 利用者が撮影した画像から楽天市場内を検索する「イメージサーチ」は、昨年秋前にファッションジャンルで、今年からはインテリアでも利用可能に。徐々に対象ジャンルの拡大が予定されています。

 楽天市場スマホサイトで実装されていますで、お手元のスマホでも確認できますが、完全一致の画像を検出する目的ではないためか、サーチ結果の上位は「色」と「その色が占める割合の大きいアイテム」で引っ張られている印象です。

 男性・女性の識別はしっかりしていますが、検出しているのは1アイテムと推測され、ファッションにおけるコーディネイト写真を検索して、トップスからボトムスまでを同系統アイテムで一致するのはまだまだ先のようです。

 用途としては、実店舗で気になった商品を「アイテム撮り」して、楽天サーチをし、最も近い商品から最安値を選んで購入したり、ファッション雑誌のブツ撮り商品をスマホで撮ったり、dマガジンで該当ページを拡大してスクショするなどして、
見つけたアイテムそのものの購入というよりは、同じような色とデザインの商品の「お安め」を購入するといった使い方になるでしょう。

 つまり、検索トリガーとなる画像と掲載している商品の類似性を持たせるには、「シンプルな構図」の「色をわかりやすく一色」で「1アイテム」を訴求する画像が検索結果として優位に働くのだろうと想定されます。

無論、AIなので日々進化し認識精度も向上するでしょうが、利用者が多い楽天においては、その精度向上は「誰にとって好都合である」であるべきかは明白です。

イメージサーチの拡大は、テスト導入結果によるとのことですが、次第では、楽天市場の画像は、シンプルで美しくわかりやすいものに様変わりする可能性を帯びているのです。

どんな精度の低い画像認識アプリでさえ、アイテム単体画像の認識率は高いので、1アイテム毎のキリヌキ・ブツ撮り画像が一番効果的という結果になるかもしれませんので、今の楽天市場とは全く逆のベクトルとなる「淡白」なモールに変貌するのかも。

ブツ撮りが有効となれば、撮影コストも相当圧縮されるのではないでしょうか。






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