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オムニなアジアで異質な東京お買い物事情 | BCラボ ブランドEC研究所

越境ECの結果にコミット宣言なトランスコスモスが「アジア10都市オンラインショッピング利用調査 2019」を公開。東京を含めアジア主要10都市での オムニなアジア のショッピングシーンの特徴や傾向から、東京お買い物事情の異質ぶりが浮かび上がりました。


Transcosmos, who is committed to the results of cross-border e-commerce, publishes “Asia 10 City Online Shopping Usage Survey 2019”. The characteristics and trends of the omni-directional Asian shopping scene in 10 major cities in Asia, including Tokyo, highlight the heterogeneity of Tokyo shopping.


情報源: アジア10都市のネット通販利用動向まとめ[2019年版] | トランスコスモス調査部公式ブログ「オウリー通信」出張所




オムニなアジア ショールーミングとウェブルーミング事情

現代のお買い物事情に欠かせない存在となったECですが、このECの存在がお買い物事情を複雑化し、店舗とECの対立を際立たせる次第ですが、キャッシュレス決済の浸透するアジア主要都市では事情が異なるようです。

オムニチャネル

店舗だろうがECだろうが垣根なくユーザーに利用されることを示します。どっちでも買うお客様が購買頻度も単価も高いという優良顧客であるという結果において、注力すべきと投資が盛んです。今回の調査では、ショールーミングもウェブルーミングも両方行うユーザーを定義しています。
東京:32%
アジア9都市平均:77%

ショールーミング

店舗で商品を手に取り、見たり着たりして確認した上で、レジに向かわずECで購入するショッピング行動ですね。店舗側として歓迎できないのは、接客したその先にあるお支払い行為が、自社ECなのか出店モールなのかと、お客様の都合をコントロールできないこと。また相応な時間を費やしたのにECで買われる疎外感や自分の成果として記録されない点でも「やるせない」というのが本音なのかもしれません。
利用者からすれば「どこで買おうが一緒」ですし、安く買える方がお得ですし、何より購入への不安を払拭し、持ち帰るのが面倒という都合にマッチしているからに他なりません。
東京:30%
アジア9都市平均:8%

ウェブルーミング

ネット上でのレビューや検索性の高さにおいて、商品を見つける機会となるも、実店舗を最終購入先に選ぶ行動です。どちらもその行動には、「実際に商品を手にする」というお買い物の基本行動が存在しますが、今後送料引き上げなどが広がった場合、店舗で引き取りなどが増える可能性を秘めています。
気に入ったアイテムを見つけた先のECが初めての利用で、会員登録も嫌、カードは使えない、送料分なんか損した気分など、ECあるあるなネガティブ面を実店舗が払拭するワケです。
東京:22%
アジア9都市平均:6%



東京のお買い物事情を分断する原因とは

アジア9都市平均からも東京の異質感が際立ちます。もうアジアのお買い物には、店舗だろうがECだろうがの「区別」はなく、ユーザー側の都合や判断に託しても問題ないくらいオムニの標準ぶりです。また「ルーミングの分断具合」において、アジア9都市での利用率はそれぞれ低くい点が東京との明らかな違いです。

東京におけるその異質感は、実店舗とECでの「お支払い手段」の違いが要因とも思われ、QRコード決済を筆頭にしたキャッシュレスの浸透が、アジア9都市におけるオムニ化の高さを実現したとも言えます。
インフラ後進国の方がデジタル整備を加速しやすいという共通事情もあるでしょう。

オムニチャネルは、ユーザー都合を受け入れる寛容性と利便性の提供にありますが、実店舗とECのシームレスな関係を構築するのは、会員ポイントの共通化やデータの統一などに加え、お支払い都合のシームレス化ではないでしょうか。

ECではAmazonPayや楽天Payも使えるのに、実店舗ではその存在さえ把握していないというのでは、オムニなチャネルとは程遠いと思う次第です。
お店でLINE会員募集しているのに、お店でもECでもLINEPay使えないってどうゆうこと?と非難される日はそう遠くはありません。


The heterogeneity of Tokyo stands out from the average of nine Asian cities. For shopping in Asia, there is no distinction between stores and e-commerce, and it is an omni standard as much as it can be left to the user’s convenience and judgment. In terms of “rooming fragmentation,” the usage rate in nine Asian cities is low, which is a clear difference from Tokyo.

The heterogeneity in Tokyo is thought to be due to the difference in “payment methods” between physical stores and e-commerce, and the penetration of cashless services led by QR code payments has realized the high degree of omni-directionalization in nine Asian cities You can say that.
There is a common circumstance that infrastructure-developed countries are easier to accelerate digital development.

Omnichannel is to provide forgiveness and convenience that accepts user convenience, but building a seamless relationship between physical stores and e-commerce is based on the convenience of payment in addition to the common use of member points and unification of data. Isn’t it seamless?

If you can use AmazonPay and RakutenPay on EC, but you don’t even know its existence at a real store, it’s far from an omni channel.
It is not too far from the day when you are being recruited for LINE membership at a store, but you are blamed for not being able to use LINEPay at the store or EC.


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