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オムニ施策のその先に、迫られるショールーミングへの覚悟と決意 | BCラボ ブランドEC研究所

ECとリアル店舗での販売戦略統合となる オムニ施策 が小売業のデジタルシフトの中心的存在として掲げられていますが、そもそも小売自体がリアル店舗中心であることは当たり前過ぎる話であり、本来のデジタルシフトは、 オムニ施策 の先にあるのです。


Omni measures, which integrate sales strategies between e-commerce and real stores, are listed as a central part of the digital shift in the retail business.However, it is too natural that retail itself is primarily a real store in the first place. The shift is ahead of omni measures.


オプトとコネクトムが設置する、有店舗事業者のデジタルシフトを支援する組織「オムニチャネルイノベーションセンター」は7月4日、新規事業創出や企業のインベーションを支援するイグニション・ポイントと共同で、「消費者のデジタルシフト調査レポート2109」を創刊したと発表した。



オムニ施策 ECとリアル、併用層は何を買っている?

「洋服・靴・カバン」のファッション商材が33%と最も高く、「玩具」29%、「化粧品」24%と続く結果に。リアル店舗での積極頻度が高いジャンルが上位化されるようで、当たり前というは当たり前の結果です。


Fashion goods for “clothes, shoes, and bags” accounted for the highest at 33%, followed by “toys” at 29% and “cosmetics” at 24%. It seems that genres with high aggressive frequency in real stores are ranked higher, and natural is a natural result.


オムニ施策 ECと店頭の両方を利用する消費者


ネットのみ購入:42%
リアル店のみ購入:37%
オムニ購入:21%

旅行
ネットのみ購入:51%
リアル店のみ購入:39%
オムニ購入:10%

玩具
ネットのみ購入:31%
リアル店のみ購入:40%
オムニ購入:29%

ファッション商材
ネットのみ購入:21%
リアル店のみ購入:46%
オムニ購入:33%

化粧品
ネットのみ購入:8%
リアル店のみ購入:69%
オムニ購入:24%

まだまだ広がる オムニ施策 の裾野

結果だけ見れば、ファッション商材がオムニ購入比率でトップとなりますが、リアル店舗での接触や利用の高さが反映された結果ともいえ、オムニ購入者のベースが「リアル店舗」にあることは間違いありません。

それでもスマホを中心としてEC利用環境と利用者の広がりは停滞することなく拡大し、これまでECでの購入素地の乏しかった商材においても、オムニ購入者は増えるのです。


Looking only at the results, fashion products are the top omni purchase ratio, but it can be said that the result reflects the high contact and use at real stores, and the fact that omni purchasers are based on “ real stores ” There is no mistake.

Nevertheless, the e-commerce usage environment and the spread of users, mainly on smartphones, will expand without stagnation, and the number of omni purchasers will increase even for products that have been scarcely purchased on EC.


EC購入経験比率

:63%
旅行:60%
玩具:59%
ファッション商材:53%
家電:47%
生鮮食品:12%
医薬品:15%
日用品:16%

ECとリアルの併用者が増えるのは当然のことだが、購入場所になるとは限らない不条理

そもそも、買うという行為は「店に向かって」、「店で選んで」、「店で支払う」という「リアルな購買行動」が当然としてあったワケで、そこにECがどう盛り上がろうとも、基本「併用」されることが前提です。ECだけでしか利用しませんというある意味意固地な選択肢を貫く方が「シンドい」というものです。

オムニ施策自体が注目されたのは、ECでもリアルでも垣根なく利用するユーザーの方が、購買単価も頻度も高い、ロイヤリティに優れたユーザーであるという認識によるものです。ですがコレ、当たり前といえば当たり前すぎる話で、そもそも提供者側として、リアル店舗を持っている場合、ECが活況だからといってすべての店舗を放棄する必要性はないワケです。あくまでも採算性の低い店舗を整理するには、ECという販売チャンネルの確立が不可欠な次第で、ECもリアルも販売チャンネルのひとつであることには変わりはありません。

売れないリアル店舗に固執して業績悪化を指をくわえて見ているだけなら、ECという「ユーザーデータの集積地」を業務改善に役立てる方が建設的なのは間違いないのです。

無論、店舗出店の方が融資も運転資金も都合しやすかった背景はありますので、リアル店舗で売れた方が「何かと好都合」だとしても、もはやECをやらないで小売を商いとする選択肢が極めて限定的であるように、購入するユーザーの選択肢も、どちらか一方だけという選択肢も限定的になるでしょう。

ただし、ショールーミングがユーザー側都合で横行したように、リアル店舗の利用方法や存在理由が、「販売」だけに終始するワケではないかと思われます。

「店が売る場所、買う場所」という常識が崩れつつある今、新たな消費者行動に対応、牽引する店舗体系や運用体制の見極めこそが重要なのかと。

オムニ施策への投資有無よりも、リアル店舗の位置付けという経営判断の方が、差し迫ったリアルと言えるのではないでしょうか。


In the first place, the act of buying was naturally due to the “real purchase behavior” of “going to the store”, “selecting at the store”, “paying at the store”, and no matter how EC rises there, the basic ” It is assumed that they are used together. In a sense, it is more “sin-done” to stick with a solid choice of using only EC.

The omni measure itself attracted attention because of the perception that users who use e-commerce and real life without barriers are users with higher purchase unit prices and higher royalties. However, this is a story that is too natural to say, and if you have a real store as a provider in the first place, it is not necessary to give up all stores just because EC is active. In order to organize stores with low profitability, it is essential to establish a sales channel called EC, and both EC and real are still one of the sales channels.

If you just stick to real stores that can’t sell and just watch your business worsen, it’s definitely more constructive to use EC, a “user data collection site”, to improve your business.

Of course, there is a background that opening a store is easier for both financing and working capital, so even if selling at a real store is “ something convenient ”, there is no longer an option to do retail but do EC. Just as it is limited, there will be limited choices for users to buy and only one or the other.

However, as showrooming has been rampant for the convenience of users, it seems that the use and reason for using real stores may be all about “sale”.

Now that the common sense of “the place where stores sell and the place where they buy” is eroding, it is important to determine the store system and operating system that will respond to and drive new consumer behavior.

Isn’t it possible to say that the management decision of positioning a real store is more pressing than the investment in omni measures?




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