顧客というマス的なマーケティング思考から、個客というパーソナルにシフトしていることは、購入対象者が法人でも個人でも変わりはありません。「アナタの存在を認識し、好みや関心に向き合いますよ」という姿勢表明こそが、MAツール導入の成果であることを MAツール調査レポート が浮き彫りにしています。
マーケティングオートメーションは、成約の見込み度を高めるために、見込み客(リード)情報を管理し、リードとのコミュニケーションを効率的に取るためのツールです。今回は、マーケティングオートメーションにまつわる調査レポートを網羅的にまとめました。
情報源: マーケティングオートメーションの今がわかる!調査レポートまとめ
MAツールの現状
世界では51%の会社がMAツールを導入している。
日本企業の導入率は10%前後
MAツール市場は、毎年20%ずつ成長
MAツールの導入メリット
時間を節約できること:30%
リード獲得(リードジェネレーション):22%
収益増加:17%
セグメント配信したメルマガは、通常配信比較でクリック率が約1.2倍に
MAツール、知ってるつもり?
44%の会社は、顧客が製品購入ページに至るまでの閲覧履歴を追跡していない(!)
資料請求顧客の63%は、3ヶ月以内に購買行動を取ることはない(!!)
リードナーチャリングは受注率を20%引き上げる(!!!)
リードナーチャリングは33%のコスト削減を実現し、売上を50%押し上げる(!!!!)

マーケティングオートメーションツール「Kairos3」では、リードの行動に点数をつけられます。たとえば、「ツール導入までの流れ」「料金表」「導入事例」など重要なページを閲覧したリードには高い点数が付与され、一定以上の点数に達したリードは、HOTリードとして営業担当者に通知されます。
なにやら効果がありそうですが、一体何が書かれているのやらとピンっとこないのも当然です。そうです、こちらB2B、つまり法人営業向けでのMAツール運用のお話ですから。ただ基本的にMAツールを導入する目的もメリットも一緒なんですね。相手が一般消費者であろうと企業であろうと、個客として向き合う姿勢が欠かせないってことです。