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ソーシャルコマース

インスタショップナウがECのあるべき姿を変えてしまうかもしれない | BCラボ ブランドEC研究所

潜在ニースを画像で掘り起こすヴィジュアルコマースとなったインスタグムは、すでにハッシュタグ検索によるアイテムディスカバリーエンジンでもあり、今後のECには欠かせない導線と言えます。 インスタショップナウ がスタンダードとなった時、ECサイトのあるべき姿が変わるかも知れません。


株式会社フューチャーショップ(本社:大阪市北区/代表:星野裕子)の提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」(以下、フューチャーショップ)では、 2018年6月25日より「Instagramショッピング機能(Facebookカタログ連携)」をリリース。2018年11月に同オプションの申し込み店舗数が500店舗を突破したことを発表した。

情報源: Instagramショッピングを活用するファッションECが500店舗を突破!いま、ECサイトに求められるものとは|ECのミカタ



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決済ASPカートを提供するEC構築のフューチャーショップからインスタグラム運用に関するデータが開示されました。ファッション小売サイトの利用が多いフューチャーショップにあって、インスタ連携機能の提供は、商品登録の手間を削減してくれます。 その利用具合を確認してみましょう。

インスタショップナウ ファッションサイトの割合

通常インスタショップナウ機能を実装するには、サイトとFacebookPageの連携、FacebookPageでの商品カタログの登録、そのFacebookPageとインスタアカウントの連携が必要となり、加えてそれぞれのアカウントがビジネスアカウントに設定されていることが前提になりますね。

設定自体はそう難儀ではないのですが、商品カタログ登録の審査に時間がかかったり、登録の手間が半端ではありません、在庫管理はもちろん、その膨大な商品点数、カテゴリー、新作と季節外れ商品の上げ下げなど、インスタコマースをするなら「連携利用は必須」なのです。

・ファッション関連業種の利用割合:45.63%
2018年6月にショップナウ機能がリリースされ、開示データ作成11月までの半年内に、526サイトが機能申込をしたそうです。その約半数の240サイトがファッション関連ECということです。

昨年のまとめでは、フューチャーショップ登録店舗が2,300サイトで、ファッション関連が1/4を占めるとリリースされてました。一年で登録店舗数はむろん増加しているでしょうが、ざっくり2,400サイトの1/4で、600サイトがファッション小売となると、その利用率は40%となります。

待望のインスタコマースが実現し、その手間を省く機能、初期費も月額利用料も「無料」なのに関わらず、残り6割の360サイトは利用していないのです。

ファッションECサイトはインスタグラムを利用していないのでしょうかね。
「とりあえずやってみる」スピード感が乏しさは、格差要因なんですけどね。

インスタショップナウ ファッションEC 約8割がインスタを運用

フューチャーショップのデータ要件が、月商300万以上のファッション関連サイトをランダムに200抽出した上での調査結果なので、インスタグラム運用は極めて高いと言えます。そのうち、73.45%が機能連携を申し込んだとあるので、前出したスピード感は十分なハズなのですが、「インスタ利用して連携オプションを申し込んだけどまたショップナウ機能が使えない・設定が終わっていない」という具合なのでしょうか。

ちなみ同様のランダム調査を月商1,000万売上50サイトで実施してみると、インスタ利用は90%、連携機能実装は84.44%に引き上げります。

インスタショップナウが売上向上を確約するワケではありませんが、新機能や新施策への「スピード対応と実装スキルの蓄積」などは、その結果に反映しているのかも知れません。

自社ECは購入以外の目的を満たせるか

フューチャーショップに限らず、インスタショップナウ連携機能サービスやアカウント運用サービスなども乱立し、インスタコマース界隈は賑わっていますが、このショップ機能がもたらすは果たして、ECサイトへ遷移させるための便利な導線なだけでしょうか?

確かに機能導入後、インスタからの流入数が2倍になったなどの声は増えますが、直接リンクのなかった分母の低い数値が2倍3倍になったところで、トラフィックボリュームへの影響は微々たるものです。

購入CVの向上が期待されますが、タグ検索でたまたま発見した画像のリンク先でカートボタンは押しても、会員登録は面倒、とりあえず入れただけのカゴ落ちを増加させるだけかも知れません。
商品ページは、初見のユーザーでも購入判断が促しやい詳細な情報を掲載しておく必要が高まるでしょうし、レビューも載せておかなければいけませんね。

なにより、その関心を頂いたアイテムの購入判断を促すのは、「他のユーザーがどう使っているか」「このアイテムの着こなし方は」「コーデの幅は?」などの関連コンテンツは欠かせません。そのコンテンツは自前で用意するのでしょうか?

インスタをベースにする以上、その関連コンテンツの制作は、すでに購入経験のある、商品価値を理解したと認定される「ユーザー」であるべきで、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の蓄積と表示が、インスタショップナウで訪れたユーザーへの購買訴求コンテンツとなるのです。
その投稿画像を見たユーザーが「じゃ自分も買って投稿してみよう」となれば成功ですね。

つまり、インスタショップナウで購買CVを獲得・向上するには、ユーザー生成コンテンツの活用が不可欠であり、そのコンテンツが集まるキモは、ブランドとユーザーがフラットな関係値で成立するコミュニティとなります。

ソーシャルマーケティグでエンゲージメント数値が気になるなら、自社ブランドのタグをつけたユーザー投稿のコメントひとつ付けるだけで、その様態変化は劇的に変化します。100コメントでもつけてみればエンゲージメント数値の良化は明らかです。

「えっ、でもそんなのブランドのやることじゃないのでは?」

そうですね、でもブランドとユーザーの関係性はフラットです。もう上下関係はないのですよ。相手と目線を合わせないコミュニケーションなど成立しません。

「売ってやってる」「買わせてやっている」が滲んでくると、どっかの国のドルチェくんやガッパーナちゃんのように、強制退場させられるリスクを抱えるのがソーシャルメディアなのですから。


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ECユーザーの半数がモールを利用する時代に、自社ECはいかにして選ばれるサービスとして生き抜いてゆくべきか。最新マーケティングトピックスやソリューション情報ををサクッとキャッチして、サラりと解説。BCラボで「ブランドECの成長戦略」のヒントを見つけましょう。






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