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インバウンドビジネス Made in Japanバーゲンセール是正の好機へ

世界が注目するMade in Japanは、ハイテクハードな完成品から、そのプロセスと背景に関心と評価のシフトへ。「売れる常套句」として乱用されるMade in Japanのバーゲンセールな事態から、 インバウンドビジネス が「正当な価値と対価」と正すキッカケになると期待されます。


Made in Japan, which attracts the attention of the world, shifts from high-tech hard finished products to interest and evaluation in the process and background. The bargain sale situation of Made in Japan, which is abused as a “selling idiom,” is expected to make inbound business a “just value and consideration”.


2018年12月に20カ国・地域で実施した「ジャパンブランド調査2019」から、これからのインバウンドビジネスのヒントを探る本連載。今回は「Made in JAPAN」に焦点を当て、深掘りしたいと思います。



インバウンドビジネス 「メイドインジャパン」に潜む魔力

「ニッポンマンセー」なTVプログラムがゴールデンタイムを席巻する今にあって、Made in Japanへの高評価や信頼の高さは、評価される側のニッポン人にとっても「ジョーシキ」という自画自賛な境地に達しています。

世界20ヶ国調査「日本製品は優れている」

・とてもそう思う:46.5%
・ややそう思う:35.7%
・どちらとも言えない:13.7%
・あまりそう思わない:3.0%
・まったくそう思わない:1.0%

82.3%が評価に肯定的という結果において、日本製品が優れてるのは間違いないはずですが、この手のトピックスの後に流れるニュースで、製造現場などでの不正発覚などの報道を見るにつけ、その評価が「過度なる期待」になることが憂慮されます。

世界20ヶ国調査「Made in Japanイメージ トップ3」

全体1位:ハイテク
全体2位:高性能
全体3位:信頼性

東アジア1位:丁寧に作られていそう
東アジア2位:繊細で細やか
東アジア3位:信頼性

は「特定アジア圏」以外は、80年代のMade in Japanのイメージをひきづっている感はあります。その地域だけ印象が異なるのは、家電分野でニッポンメーカーを駆逐し、ケタ違いのハイテク投資と市場規模を手にした大陸では、すでにMade in Japanが持ち得るアドバンテージは、民度と品格が織りなす信頼性しかないのかも知れません。

Made in Japanを安売りする日本人たち

日本には全国各地津々浦々に「地産・物産」が存在しており、風土やその土地で育まれた気質などを背景に、何世代にも渡って技術が継承された名品があるワケです。

そのどれもが緻密で繊細な作り込みと、長期間に渡る制作工程を経て完成に至るなど、市場競争原理ではとても立ち行かないような非効率性と製造コストを背負っているワケで、普通に民生品売り場とかのプライスタグなど「バーゲンプライス」でしかありません。

作って売って儲けるというより、文化と技術継承を目的としたような価格構造でこそ成立する次第で、ある意味「Made in Japan」の安売りは、全国の名品や土着文化に無関心な日本消費者たちの功罪でもあります。

その点、海外訪日客たちの方が「正当な評価とその対価への支払い」を行為化してくれるワケで、無関心な日本人向けのバーゲンプライスを是正する絶好のチャンスがインバウンドビジネスというワケです。

Made in Japanのポジティブな評価は、その製品ジャンルを広げ、工業製品・工業品から日用品まで拡大し、ついにはファッション商材までもターゲットに入りつつあります。プロダクトとしてハンドメイド工程の多い革製品と、緻密な仕上げがクオリティに反映するジュエリーなどが「格好」のMade in Japanタグの価値を押し上げることとなるでしょう。

プロダクトを生み出す「誇り」そのものが正当評価されるのが、インバウンドビジネスの最大の功績と言えるかもしれません。ふるさと納税の「返礼品」で満足するようなプライドで、世代を繋ぐモノ作りが継承されるとは到底思えませんので。


In Japan, there are “local products and products” in various places all over the country, and there are famous products that have inherited technology for many generations against the background of the climate and the temperament raised in the land.

All of them have inefficiencies and manufacturing costs that are inconsistent with the principle of market competition, such as elaborate and delicate production and completion through a long-term production process, and are commonly used by consumers. There are only “bargain prices” such as price tags for product sales.

Rather than making and selling and making money, as soon as it is established with a price structure that aims to pass on culture and technology, in a sense, the sale of “ Made in Japan ” is a Japanese consumer who is indifferent to nationwide masterpieces and indigenous culture It is also the mercy of our people.

In this regard, overseas visitors are more likely to act on “justification and payment for the price”, and the inbound business is a great opportunity to correct bargain prices for indifferent Japanese.

Ade in Japan’s positive reputation is expanding its product genre, from industrial products and goods to daily necessities, and finally becoming a target for fashion merchandise. Leather products with a lot of handmade processes and jewelry with a fine finish reflected in quality will enhance the value of the “cool” Made in Japan tag.

The pride that creates a product can be regarded as the greatest achievement of the inbound business. With pride that satisfies the oldness and the “payment goods” of tax payment, it is unlikely that manufacturing that connects generations will be inherited.



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