1投稿おいくら万円が「割高だなぁ」と思う時点で、インフルエンサーマーケティングなどアウトオブ眼中に徹すべきですが、実施成果に聞き耳を立てる ファッションブランド の多くが「やはりやるべきか」と揺れる乙女心の如くブレてしまうのも仕方ありませんが、今更感は拭えません。
本記事では、インフルエンサーマーケティングの観点から、ファッションブランドのキャンペーン例、プロモーション例を合わせて5例ご紹介させていただきます。自社マーケティングの参考として、ぜひご参考にしてください!
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ファッションブランド のインフルエンサーマーケティングのコツとは?
コツといより一種の「常識」というレベルですが、おさらいの意味でも確認しておきましょう。
やっぱりインフルエンサーをアサインするべし
大前提として「適切なインフルエンサーの選定は非常に難しい」ものです。
・投稿写真の自社ブランドとの親和性
・フォロワーの男女比率
・平均エンゲージメント率
などから選定して依頼する必要があります。
依頼したとしても先方から「無理イヤ有り得ない」と礼儀の一片もないような返事で憤怒することも織り込み済みでなければいけません。
またDMなどで直接依頼をかけても、「スマテの依頼キタワロタ」とかTogetterあたりにまとめられて、意図しない炎上と有り難くもない知名度を獲得するのがオチなので、ここはコストなど気にせずに、専門会社に依頼をするのが「正しい」も「安全」な筋道というものです。
ストーリーズの投稿にURLを貼り付けるべし
オーガニック投稿にショッピングリンクが付けられた際は、世界が歓喜したものですが、慣れというは恐ろしいもので、ストーリーズにもURL付与が可能になった途端、タイムラインは二の次の、タグマーケティング用の投稿という位置付けに。
ただし、付与可能なアカウントはフォロワー数1万以上が必要なので、そのハードルは「結構高い」というのが実情ではないでしょうか。
リンククリックも純正インサイトで確認が可能ですので、投稿自体が消える2週間以内に、測定日を設定しておくことをオススメします。
公式アカウントプロフィールのURLは更新すべし
かつてはインスタ唯一のリンク付与で重宝したプロフィールの有り難みも遠い昔と思いきや、マーケ視点で重要なのは、単にURLを載せておくことではなく、「販促商品の特集アカウントのようプロフィール説明文と商品URLを都度入れ替える」ことにあります。
以前は、商品カテゴリー毎にアカウントを設定する方法もありましたが、まぁフォロワー獲得が困難になるに、運用負荷もコストもハンパないので、ブランドアカウントに、季節や期間ごとに、選定された特定アイテムをクローズアップするような運用が、新規フォロワーにも自社商品ラインナップの奥行きを知ってもらうきっかけになりやすいとうメリットが生じます。
この手法は「フィードの統一感が大事」というブランド世界観にも似た「感性の声」でもありますが、実際ショッピング投稿が氾濫するフィードでは、プロフィールのビジュアルキャッチが「イケてる感」や「センス」を演出する次第です。
とはいえ、インスタマーケに王道はなく、収益ロードは遥か険しい
地道なショッピング投稿の日々で虚無感に襲われるほどインスグラムからの収益獲得はかくも困難というのが実情です。サードパーティサービスの多くが収益化を実現するアカウントのフォロワー数目安を「10万」とするほど。フォロワーアカウントを買っちゃう運用担当者が後を絶たないのも肯けます。
いくら割安とはいえ、そんなことにコストを費やすなら、インフエンサーに投稿依頼した方が精神衛生上健全であり、収益化の可能性を抱かせるに十分ではあります。多くのマーケティングコストを正しく判断されるのは、「時間という価値の方が重要だから」という勝者の理屈だったりするのですから。