新規獲得,ECリアルトレンド,BCLab,ECマーケティング,ECコンサルティング,ECサイト分析,AMPtoPWA,グローバルEC

EC News HeadLine

2019年に押さえておくべき6つのECリアルトレンド | BCラボ ブランドEC研究所

毎年この時期になるとあらゆるマーティングサイトで展開される「ECトレンド」のお題目ですが、基本的にその対象は、大手向けサイト向けの最先端トレンドです。大体、先端すぎて数多くのサイトには不要のトレンドなので、当ラボでは「伸びしろと可能性を秘めた」これからサイトを対象に、「現実的」に取り入れておくべき ECリアルトレンド をラインナップしてゆきます。

逆に言えば、「やっとかないとマズいことなる」必須事項とも言えます。2019年のECシーンは、プレイヤーが生き残るか否かの分岐点となるかもしれません。


MAツール,マーケティングオートメーション,インサイトハブ,insighthub,ロイヤルカスタマー,B2C,B2B,BCラボ,BCLab,ビーシーラボ,ECマーケティング,ECサイト分析,分析,EC成長戦略,


ECリアルトレンド 1:インスタコマース

今年2018年の最大のトピックスとも言えるインスタグラムのショッピング機能実装ですが、その後の機能拡大の加速具合に、ソーシャルコマースの本命であり、新たなコマースエリアが確立されたと言えるでしょう。

自社ブランド独自のハッシュタグの浸透に努めたり、サーチヒットしやすいタグを欠かさず入れておくなどの地道な努力が身を結びそうです。また本質的にコミュニケーションであることはユーザー側に意識が強いようで、DMやコメントへのリアクションなど、何気ないつながりが最良のエンゲージメントを育んでいきます。


ECリアルトレンド2:UGCでコミュニティ化

広告や企業発信メッセージが届きにくくなった要因として、対象ユーザーとの「立ち位置の食い違い」が挙げられます。ソーシャルによる「民主化」は、メディアや企業、ブランドの「ありがたい存在」であるが如き振る舞いを拒絶させているのですね。

そもそもクチコミやそれが有するインフルエンスは、日常での近しい存在から発揮されるワケで、ユーザーと企業の媒介にはインフルエンサーたちが役立ちましたが、今後その媒介役は、商品価値を理解し利用している「購入者」が担うことになるのです。
遠くのインスフルエンサーよりも近くの知人という、コミュニティ本来の姿にシフトしたとき、ECサイトがその集積地となり、「購入目的」以外の来店要素が不可欠となります。それがコミュニティ化ということです。

UGCを活用したECサイトは、購入者のベネフィトの証明場となり、「素敵❤︎」「カワイイ❤︎❤︎❤︎」「クール⤴︎」などの共感を育む「共創価値」を提供してゆくことになります。商品は共創を発生させる「養分」というワケです。


ECリアルトレンド3:チャットコマース

LINEやソーシャルが普及した以降、顕著化した「テキストベース」の交流は、無人店舗に等しいECサイトに「接客」をもたらしました。

24時間365日対応可能で、自社商品データを素材、色、在庫などの情報を完璧に兼ね備えた「店員」は、自社情報だけでなく、来店客の購買履歴に加え、店舗内行動や好みまでをも把握して、接客し始めまたのです。さらに、店内接客だけでなく、お客の後を追いかけ、適切なタイミングでコミュニケーションを仕掛け、再度の来店を促すのです。
数年後、自我に目覚め、勤怠改善と賃金交渉をし始まるかもしれませんが。


ECリアルトレンド4:グローバルEC

訪日客の増加は、首都圏・地方を問わずリアル店舗へ大きな恩恵となっていますが、それはECという海外通販の領域でも現れはじめました。購入のためにわざわざ来日するよりも、自宅でショッピングできた方がスピーディで都合がいいのは間違いありません。いわゆるインバウンド効果は、店舗売上への貢献に加え、ECで購入するために手にとって確認するショールームでもあるワケです。

中国独身の日の売上が楽天市場の年間売上額を超えたり、ブラックフライデーやサイバーマンデーのオンライン売上が6500億を超えるなど、この怒涛の消費意欲を支えるのがECであり、その意欲は言語、通貨、物流の壁を難なく乗り越えてやってきているのです。最大消費国である中国やアメリアの消費者たちのショッピング意欲の向かい先は、ほかでもないこのニッポンなのですよ。

買う気満々の消費者が店の前で待ち構えていますが、英語もドルも用意していないアナタのお店は、彼らを入店を拒んでいます。言語を英語対応して、PayPal決済を整えるだけで、国内市場の10倍ものユーザーを受け入れ体制が整うのです。
一体何を迷うというのでしょう?
代引き? ポイント提供? それは海外ユーザーには必要ありませんよ。


ECのリアルトレンド5:モバイル決済

2019年はキャッシュレス化が最も騒がれる一年となることでしょう。EC利用においては「現金で支払う」という手法は、代引きやコンビニ支払いなどのいわゆる「後払い」がその用途となっていますが、この「後払い」のリスクは、リアル社会でのキャッシュレスが浸透することで軽減されるかもしれません。

リアル店舗でのキャッシュレス手段が増えれば、それはおのずとECでの支払い決済にも比例します。つまり、リアルで使っているキャッシュレスブランドがECでも使えることが重要となるワケです。

そのキャッシュレスの普及施策が、利用金額に応じたポイント還元に重点を置いている限りにおいて、整えておくべき決済ブランドは限られてくることでしょう。スバリ、楽天PayとYahoo!IDログインのPayPay、そしてLINEPayと。

そのサイトの商品しか利用用途のない限定的なポイントにさほどの価値はありません。インセンティブであるポイント付与は会員獲得と継続利用を促す重要施策でもありますが、キャッシュレス促進が、自社サイトポイントの価値を著しく引き下げることとなるでしょう。

いつもの支払い手段をリアルでもECでも。


ECリアルトレンド6:パーソナライズ対応

顧客が「個客」へと変わった今、販促施策においても従来のような「画一的」なアプローチをしていたのでは、誰にも響かないというのが現状です。
限りなく多様化した個客ニーズを正確に把握し、それに合わせて個々への施策を実施するのは、人に手によるアナログ的な手法では極めて困難です。
最適な個客に、最適な商品や情報を、最適なタイミングと最適導線で提供するOne to Oneマーケティングの実現には、EC自体が、個客の閲覧履歴、接触履歴、行動履歴を把握し、パーソナライズ化するシステムが欠かせません。
それがマーケティング・オートメーションなのです。



2019年、ECのキーワードは進出と進化

ということで、2019年のECのリアルトレンドをまとめると、そのキーワードは「進出」と「進化」ということになります。

インスタコマースでグローバルECへ「進出」をすることで、国内些サイトとは別に、海外通販用サイトを展開することに。決済ブランドや代引き、ポイント施策、返品事情など、日本国内マーケットのローカル事情は「国内専用サイト」で優先すべきで、1URLで習慣の異なる国内外すべての消費者へつつがなく執り行うというのはいささか都合が良すぎる話ではあります。

拡大市場とはいえ、国内需要の減退ムードにすべての労力を注ぎ込むのも効率が悪いです。購買テンションが著しく低い方々に、クーポンやらセールやら値引きばかりと通知するよりも、買う気満々の消費者が、それこそ国内人口総数よりも多く存在する「海外」に対応し、労力を注ぐ方が建設的なのは明らかです。

その国内サイトも、大手サイトが続々と導入し実現している「パーソナライズ」という「進化」が利用者に体感されている状況であり、快適で利便性の高いサイトが優先されることは間違いありません。提供ポイントや設備投資など資本面で太刀打ちできないなら、量よりも質で勝負してゆくしかないのです。

大手サイトであっても、Amazonや楽天、ファッションであればZOZOTOWNに真っ向勝負して敵うはずもなく、そこで勝負を諦めるのではなく、自社サイトという「直営店」であるからこそ提供できるサービスやショッピング体験に注力して、価値を見出してもらおうと必死なワケです。

補正した商品画像をキレイに並べて訪問を待つだけ、来店しても「いらっしゃいませ」も言わない店で売れるハズがありません。これまでのECの常識は、消費者側が受け入れなくなってゆくのです。
初回訪問客と常連とでは異なる接し方が必要になります。パーソナライズという「進化」は、リアル店舗の接客やそのスキルによる提供サービスが、ECとシームレス化することを意味します。

優れた接客ノウハウを蓄積したカリスマ店員が24時間365日、複数の来店客を同時に接するようなものです。それが2019年、あらゆるジャンルの様々な規模感のECサイトでも求められる「進化」なのです。




BCLab.ソリューションラインナップ


この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ピックアップ記事

  1. 【 MA事例 】ファッションECの導入成果を探ると見えてきた共通項
  2. 【 MA用語集 】明日から使えるMA通を振る舞う用語講座
  3. 【 MA導入 】MAツールをECサイトで導入すべきタイミングと規模感とは | B…
  4. サイト内検索 の機能を極めるより「接客」が合理的なワケ | BCラボ ブランドE…
  5. Chatbot を導入すべき6つの理由とブランド導入事例 | BCラボ ブランド…

関連記事

  1. オムニ,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    EC News HeadLine

    オムニに躍起なレガシーアパレルもEC全力のZOZOもブランドランク50圏外という現実に向き合おう

    オムニ チャンネル化で存在感を発揮する大手アパレルの動きと、それに反旗…

  2. WEB&デジタルマーケティングEXPO出展社TOPICS,WEB&デジタルマーケティングEXPO出展社,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    EC News HeadLine

    【ECおまとめ定期便】WEB&デジタルマーケティングEXPO出展社TOPICS | BCラ…

    令和最初の開催となった WEB&デジタルマーケティングEXPO出展社…

  3. インスタ検索,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    ソーシャルコマース

    インスタ検索 ファッションもレジャーもタグってキャッチ | BCラボ ブランドEC研究所

    「ググれカス!」が検索万能感を誇示すように、ソーシャルスキルを嘲笑う「…

  4. ZOZOTOWN新事業戦略,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    EC News HeadLine

    ZOZOTOWN新事業戦略 独善的未来志向の日和り具合がガッカリな件 | BCラボ ブランドEC研究…

    事業売上は伸びたが、営業利益は減益というあくまで自社内の事業構図が問題…

  5. インスタコマースで売上UP ,BCLab,BCラボ,ビーシーラボ,ECマーケティング,ECコンサルティング,ECサイト分析,AMPtoPWA,グローバルEC,アナリティクス,ANALYTICS PLUS,Sippli,Shopify,分析,EC成長戦略

    デジタルソリューション傑作選

    インスタコマースで売上UPを狙うなら検討すべきvisumoとその導入効果

    期待に溢れかえったインスタショップナウも今やすっかり沈静化ムード。カタ…

  6. アマゾンジャパン,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    EC News HeadLine

    アマゾンジャパン 全商品ポイント1%付与から見える強かなローカライズ | BCラボ ブランドEC研究…

    全商品の1%ポイントを付与することを強制的に決定した アマゾンジャパン…




人気記事

  1. 個客対応,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  2. EC勢力図,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  3. 表示速度,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  4. パーソナライズEC,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  5. 新規獲得,ECリアルトレンド,BCLab,ECマーケティング,ECコンサルティング,ECサイト分析,AMPtoPWA,グローバルEC

次世代サイト規格対応 Sippli / シプリ

AMPtoPWA,AMP,PWA,アプリライク,Sippli,シプリ,ホームアイコン,オフライン表示,高速表示,サービスワーカー,次世代サイト規格,BCラボ,マーケティングコラム,自社EC,ブランドEC,

最近の記事

  1. インスタ検索,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  2. ウェブ接客,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  3. MEO,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  4. オムニ施策,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  5. クレカ情報漏えい事故,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,
  1. 表示速度,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    自社サイト分析

    表示速度の遅いモバイルサイトに訪れる4つの悲劇とは | BCラボ ブランドEC研…
  2. EC勢力図,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    EC News HeadLine

    【2019年版】 EC勢力図 国内モール・カート・システムの稼働店舗数 | BC…
  3. 個客対応,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    Marketing Automation

    個客対応 待ったなし!MA運用で気をつけたい8つのこと | BCラボ ブランドE…
  4. パーソナライズEC,BCラボ,ECマーケティング,マーケティングコラム,

    EC News HeadLine

    パーソナライズECが実現するオムニなマーケティング最適化
  5. 新規獲得,ECリアルトレンド,BCLab,ECマーケティング,ECコンサルティング,ECサイト分析,AMPtoPWA,グローバルEC

    EC News HeadLine

    2019年に押さえておくべき6つのECリアルトレンド | BCラボ ブランドEC…
PAGE TOP