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マーケティングトレンド

ECアプリ が使われないワケが「 なんとなく 」な深刻具合

あらゆるウェブサイトはアプリに置き換わる予言も虚しく、スマホ社会が浸透しても、ことECシーンにおけるアプリの影響力は軽微のままです。あらゆるサービスの起点や継続手段としてアプリは極めて重要な存在となるハズでしたが、パラダイムシフトは容易ではないのでしょうか、ECアプリが使われない理由に深刻さが伺えます。


Every website has a false prediction that it will be replaced with an app, and even if the smartphone society is infiltrated, the influence of the app on the EC scene will remain negligible. Apps have become extremely important as a starting point and continuation means for all services, but the paradigm shift is not easy, and the reason why EC apps are not used can be serious.


ECサイト構築/通販システム構築・支援を主要事業として手掛けている株式会社エルテックス(本社:神奈川県横浜市保土ヶ谷区 代表取締役社長:森 久尚 以下、エルテックス)は、2013年から実施している、通信販売に関する「消費者の行動や意識」を集計・分析した調査結果の最新版を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。



ECアプリ やソーシャルも 消費者リーチ総合選手権

通販やEC事業者からの各種情報経路

1位:メール:72.3%
2位:DM:20.7%
3位:SNS(LINE):19.7%
4位:SMS:13.5%
5位:電話:12.5%
6位:受け取らない:11.8%
7位:SNS(ツイッター):11.7%
8位:SNS(インスタグラム):7.8%
9位:FAX:3.2%
10位:SNS(その他):2.0%

アンケート回答世代がどこか偏りでもあるかのような、前時代的な印象が否めません。「いまだに」という枕詞がつくように、メールもDMも使い古されて開封もクリックもしてくれないというお悩みから、新たなリーチ導線や環境構築がマーケティングの使命でしたから。

新しい施策よりも、MAツールをベースとした「利用状況が整った手段へのアップデート」というパーソナライズ化が功をそうしているようです。手段の問題ではなく、配信する中身の問題でしたね。

スマートフォン向けECアプリの認知・インストール・活用

頻繁に使っている:30.3%
そこそこ使っている:33.6%
=認知・インストール・活用:66.9%
どちらともいえない:13.0%
あまり使っていない:10.2%
使っていない:13.0%

ECアプリの認知度:81.8%
ECアプリはインストール済である:約5割
ECアプリの利用経験あり:41.9%

個別企業や事業社のアプリを前提にしているワケではなさそうで、ECアプリの認知が高いという結果も、あまり参考基準とはなりえません。オタクのECアプリとアマゾンや楽天市場などの巨大プラットフォームのアプリを同列にとらえる方がどうかしていますから。

またECアプリにおける利用というのは、アプリを起動されることよりも、購買手段としての利用とすべきですね。そもそものリサーチ内容や精度に疑問の余地がありますな。

ECアプリのインストール済みユーザーがアプリを使わない理由・使う理由

1位:なんとなく:49.3%
2位:ブラウザ利用と特典も変わりがない:11.6%
3位:設定が面倒:10.1%
4位:ブラウザと使い勝手が変わらない:8.7%
5位:店舗連動がない:4.3%

なんとなくという曖昧で抽象的な理由に集約されるのは、ECアプリの存在自体に「その必然性が乏しい」ことが起因していることが考えれます。

ECアプリの多くは、ブラウザ版のデータをベースにしてビルドされたタイプが圧倒的に多く、基本的には「モバイルサイトを専用ブラウザで閲覧している」こととほぼ変わりがありません。アプリならではの使い勝手や利便性には乏しいのが現実です。そこをユーザーにまるっとスッキりお見通しされたという結果なのですね。

ECアプリは必要か否か

ECアプリを使う理由に挙がるのが、
1位:ブラウザ版よりも買い物がしやすい:65.9%
2位:特典の蓄積状況がわかる:46.4%
3位:ブラウザより軽快:39.1%
というように、ユーザービリティや機能性に利点が存在すれば、ECアプリはブラウザよりも使いやすいという認識に至るワケです。

ECアプリ自体が、リピーター向けというスタンスであるにしても、購買行動線上のカートをブラウズ遷移させる時点で、もうアプリである必然性に欠けるワケです。特典やポイントなどの利用蓄積状況を確認したり、特定会員のみ参加可能なイベントへの参加証など、リアルの連携を前提にしたサービス提供を有した会員アプリとするなら機能的利便性が伺えますが、単なるECサイト閲覧ブラウザ程度のアプリに一体何のデジタルエクスペリエンスを期待しろというのでしょうか。

そんな「使う理由の乏しいECアプリ」をテンプレよろしく増産させても、儲かるのはベンダーだけで、利用事業社の運用負荷増加と利益率は相反する「地獄の一本道」という見解は、
「なんとなく」導き出されたものですよ悪しからず。


The reasons for using EC apps are
1st place: Shopping is easier than the browser version: 65.9%
2nd: You can see the accumulation status of benefits: 46.4%
3rd place: Lighter than browser: 39.1%

If there is an advantage in usability and functionality, EC applications will be recognized as easier to use than browsers.

Even if the EC app itself is a stance for repeat customers, it is already a necessity to be an app when browsing the cart on the purchase behavior line. You can check the functional convenience if you have a member application that has a service provision that assumes real cooperation such as checking the accumulation status of benefits and points, and a participation certificate for events where only specific members can participate. However, what kind of digital experience can you expect from an app that is just a browser for viewing EC sites?

Even if you increase the production of such an “ EC app with little reason to use ” according to the template, the view that the only profitable is the vendor, the increase in the operation load of the user company and the profit margin are conflicting “ one way of hell ”,
It’s derived “somehow”.



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