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表示速度の遅いモバイルサイトに訪れる4つの悲劇とは | BCラボ ブランドEC研究所

検索の支配者であるGoogle様は、そのランキング要素やアルゴリズムを明らかにすることを嫌いますが、 表示速度 が遅いモバイルサイトは「不利」になると明言されました。 表示速度 が遅く対策も放置するような怠惰なサイトは消費者にとって不利益だとおっしゃっているのです。「不利」とは「制裁」であり、事業にとっての悲劇しか想像できません。





表示速度 の遅いサイトの悲劇 1 新たな消費者に見向きもされない

スマホアクセスなモバイルスクリーンにおいて、消費者たるユーザーたちはその検索結果を吟味することも延々とスクロールすることもなくなりました。
検索結果の上位5つで67.6%のクリックを占めることを考えれば、最低でも検索結果の10位以内に入らなければ、ウェブ上での集客やビジネスを成立させることは困難を極めることでしょう。当然、新たなユーザーは下位サイトの存在を知ることも興味を抱くきっかけさえも与えてはくれないのです。

表示速度 の遅いサイトの悲劇 2 無駄に割高になる広告費

Google様が「表示速度の遅いサイトはアカンで」と明言しているだけに、改善の放置の対価は「クオリティスコアの下落」という制裁であり、検索結果を「下に下に」押しやられるだけでなく、リスティング広告などのCPCコストを無駄に引き上がる要因となります。そりゃ同じ入札単価なら品質の高いサイトを優先表示することは間違いありませんから。

昨年2018年のモバイル広告の支出は、その半分が小売関連サイトだったといいます。つまり大半のリスティング広告の出広主はEC関連サイトであり、アナタのサイトの競合先はほぼ確実に広告を打ち出しているといって間違いありません。

競合先がクオリティスコアを引き上げ、広告コストを最適化した暁には、表示改善を放置したアナタのサイトが競合に打ち勝つ術は皆無に等しくなるということです。事業的には「完敗」ですね。



表示速度の遅いサイトの悲劇 3 時代遅れの烙印を押される

EC事業において、競合他社を出し抜いたり、1円でも売上に効果的な施策への取り組みに必死である事業サイトに共通するのは、「変化に対する柔軟性と積極性」にあります。変化こそがそれまでのビハインドを解消できるチャンスであると知っているからです。その前向きな姿勢による「新たな規格や技術への投資」がアドバンテージとなるです。

モバイルサイトを最適化することで、流入の中心である自然検索トラフィックは32.1%も向上し、新規ユーザーにもリピーターにも欠かせない「安定した導線」として確立されることになります。安定したトラフィックは、直帰率や滞在時間などのサイト内エンゲージメント数値を良化させ、CVRを引き上げることにつながります。

モバイルサイトで読み込みに3秒以上の時間がかかる場合、53%がサイトを離れ、読み込みが1秒遅れるとコンバージョンが7%落ちるといった定説を、信じるか信じないかはアナタ次第です。



表示速度の遅いサイトの悲劇 4 ブランドイメージは著しく失墜、遅延は嫌悪へ

昨年7月の検索アップデート以降、およそ1000ほどの様々なジャンルのECサイトを閲覧しました。誠に残念で皮肉なことに、ブランディングや世界観など「ブランドイメージ」を掲げるファッション系ECサイトほど「絶望的なまでの時代遅れ感」と「デジタルマーケへの無関心さ」と「イメージの代償としてはあまりにも遅すぎる表示速度」なサイトに満ち満ちていました。

トップページやメイン画像に未だに「フラッシュ」を使うという愚挙。最終更新はいつだったのでしょうか。

恐るべきことに個人情報登録や決済機能を有するECにも関わらず、「SSL非対応サイト」の多さは驚愕に値します。
「安全ではありません」と明言されたお店で、クレジットカード番号を登録する物好きがいるのでしょうか、罰ゲームにしてはあまりに酷というものです。

サイトチェック依頼を受けた100サイト中、その表示速度で「平均」とされたサイトはわずに10サイト弱、残りほとんどは改善急務な「遅い」赤文字判定となるワケです。その結果を伝えても、担当者の多くは、

「ワタシのスマホで確認しましたけど別に遅くありませんよ」

アナタのデバイスで確認することにあまり意味はありません。Googleが遅いといえば遅いのであって、遅いと判定されればビジネスメリットは消失されるワケです。

驚嘆に値するデジタルリテラシーですが、その低さと無関心さこそが、ブランド毀損そのものであり、将来の購入者やブランドのファンを遠ざけていることに他ならないことに気づくべきなのです。

Google様がサイト表示速度を検索結果に左右させると明言した以上、それはサイトのパフォーマンスを測るものから、ビジジネスや事業の成否を分ける「主要素」になったといえるでしょう。

ちなみにアップデート以後、その判定は3G通信から4Gに変わり、判定基準は「厳しく」なったという印象です。競争犇めくECシーンにおいてて、この表示速度改善は小手先の「手直し」程度では、競合を出し抜くほどのアドバンテージを得るの難しいと思われます。「次世代サイト規格対応」や「サイト構造」から抜本的に見直してみることをオススメします。

サイト表示速度に言及したGoogle様の意図としては、AMPやPWAといった次世代型サイト規格の波及によって、ネイティブアプリからのモバイル覇権の奪還を狙ったものではないでしょうか。



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