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リタゲの Criteo 脱Cookieなフルファネル戦略を知ってトライ

これはシツコイわとウンザリするほどの追跡具合だった クリテオ のリタゲも、Appleが掲げる「個人情報でビジネスさせへんで」と一刀されたCookieポリシーで300億ほどの株価を吹き飛ばされた影響かと思えば、なるほど逞しく抜け目なく、蓄積データベース活用する「フルファネル戦略」を掲げ、見事ウェブ広告の「最重要ポジション」を確保しつつあります。



クリテオ フルファネルってなんぞ?

サイト訪問者の様態をざっくり区分すれば、「新規」「リピート」「顧客」と構成されます。これまでのウェブ広告では、新規をリスティングという検索結果上位化で流入させ、サイト内行動に応じて発動したCookieによってウェブ上を追いかけ回すリターゲティングで購買を獲得するという「2段階」のステップが常套化されました。

サイトに訪問させないとリターゲティングは機能しませんし、検索というユーザー本位な行動を起因とするワケで、比較的購買状態が顕在化したユーザーには効果を発揮しても、潜在的なニーズを抱えたユーザーにはアプローチすることができません。また継続的な流入母数の増加出ない限り、広告効果は「頭打ち」になることは明白です。あなたのサイトや商品を見ても知りもしない「真っ新な新規ユーザー」はゴマンといるのにも関わらず。

これを解決するのがフルファネル戦略であり、新規もリピートも休眠も既存客も様態の異なるユーザー獲得をまるっと全部お見通ししちゃって購買につなげるよっという広告手法です。

Criteo で実現するフルファネルリーチ

そもそもCriteoはアドテク企業として高い技術と膨大なデータを有しています。日本のオンラインユーザーの実に9割をカバーしているという消費者データベースを、高度な機会学習エンジンでブンまわし、最適者に最適メディアで最適なビジュアルを自動的に生成して表示するのです。

このテクロジーのバックボーンで様態の異なるユーザーにリーチします。

新規ユーザー向け
Criteo Customer Acquisition(クリテオ・カスタマー・アクイジション)

月14億ものユーザデータベースから、購買履歴や行動データを機械学習で分析し、最も広告主の商品に興味を持ちそうなユーザーをターゲティング、さらにターゲットユーザーが最も高い関心を示す商品を予測して表示します。

休眠・特定自社ユーザー向け
Criteo Audience Match(クリテオ・オーディエンス・マッチ)

サイトで運用しているCRM(顧客管理システム)やDMPデータを活用。Cookieベースではなく「顧客」でユーザー行動を一貫して把握し、クロスデバイスでターゲティングを行うことで、自社の顧客層の活性化を実現。

既存ユーザー向け
Criteo Dynamic Retargeting(クリテオ・ダイナミックリターゲティング)

日本ではYahoo! JAPANの広告枠に第三者として唯一配信される点が最大の効果素地です。ただしかつてのようなしつこさはなりを潜めつつあるのは、Criteoの方針というよりはユーザーが閲覧に利用するブラウザに起因します。

これらの配信面も、Google、Yahoo、Facebookと日常的に接触・利用するメディアが利用できるワケですから、実質的に「日本のECユーザーのすべて」を母数にリーチすることを意味します。

期待のCriteo、不安のCriteo

フルファネル施策を激推しするCriteo。最大リーチに最適化されればその効果は絶大ですし、なんならウェブ広告ってCriteoひとつで十分じゃんと魅力と可能性を感じさせてくれます。

ただデータの最適化には、広告主となるサイト自体にも「それなりのデータ量」が必要であり、トラフィック、PV、セッション数から抱えているユーザーデータ数など、実施と運用は「それなりのレベル」をクリアする必要があります。加えてこれだけの仕様ですので、そうお安くはありません。

さらに、Cookieベースとなるリタゲは、iPhoneユーザーを中心に、その効果は極めて限定的か、著しく乏しくなる可能性を帯びています。Appleが実行したSafariのITP仕様ですね。

ファネルの先端となり売上養分となる既存ユーザーからの「実売刈取り」効果が不明瞭になる点においては、Criteo広告でのフルファネル戦略は、高コストを想定しなければならないでしょう。

「ん?ウチだとどうなの?」とご確認されたい方は、下記のリンクをどうぞ。

それでも、サイト未訪問ユーザーへのリーチは、本来の広告が持つ「真新しいお客との出会い」という点では魅力的であることは間違いありませんね。


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