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スマホとおサイフは別よ キャッシュレス社会へのブレイクスルーは増税還元ポイント

ネット通販でのキャシュレスは当たり前として、リアル店舗でのお支払い事情は依然として現金派が主流を占めているます。PayPayが100億あげようが社会的な影響は軽微でありますが、令和元年10月の消費税増税に伴う期間限定の「ポイント還元」が キャッシュレス社会 へのブレイクスルー点として期待されます。利用ブランドの優劣はこの時決定的となることでしょう。





マイボイスコムは、3回目となる『モバイル決済』に関するインターネット調査を実施し、調査結果を発表した。本調査は、2019年2月1日~5日に実施され、10,099件の回答を集めた。


キャッシュレス社会 決済ブランドの現状

もう支離滅裂なぐらいに混迷を極めるキャシュレスブランドの乱立ですが、根強い現金主義のジャパンの消費者たちには、認知はあっても「よくわからん」と、あまり浸透力はない模様です。
調査結果に沿って、大枠を区分してまとめてみましょう。

不動の現金派:88.4%
クレジットカード決済:68.8%
電子マネー:50.6%

無論、お支払い手段は複数に及ぶので、結果的にキャッシュレス経験のある方々は全体の8割程度です。調査母数の約1万人に対して、8,000人に及ぶ次第です。
suicaなどの交通系カードが通勤通学定期と共に浸透しているワケですから、逆に「現金でしか支払ったことはありませんキリッ」とう方の方が少ないハズです。

では、8,000人のうちで「スマホ決済」に準じる利用はどれくらいいるでしょうか?

スマホ決済アプリ利用

全体:17.7%
10代・20代男性:40%超
10代・20代女性:30%程度
30代・40代男性:30%程度

全体を押し下げるのはやはり高齢者層といえますが、常に手に持つ「最も便利なおサイフ」としては、それほど利用されていないとも言えます。

決済ブランド利用状況

おサイフケータイ:6.0%
 40〜70代男性利用
楽天Pay:4.9%
 30代男性利用
PayPay:3〜4%
d払い:3〜4%
モバイルsuicaアプリ:3〜4%
ApplePay:3〜4%
 10〜20代で利用
LINEPay:3〜4%
 10〜20代で利用

楽天Payがアタマひとつ抜けた感はありますが、どこも似たりよったりで、キャッシュレスを牽引するほどの存在感と決定力には乏しい感じです。



キャッシュレスにする理由が希薄

利用体験こそがキャシュレス浸透のカギとの論もありますが、お支払いがスムーズであっても「別に得するワケ」でもありません。せっかく登録した決済ブランドも「ここは使える、ここは使えない」などを把握しておく方が不便です。

家計簿機能などと連動するなど、確かな利用の利便性に加え、メリットがなければ、「どこでも間違いなくお支払い可能な」現金を手放す理由が見当たりません。当面は「どちらも持ち歩く」という現状維持が前提になります。

さて、そこで消費税増税の非難を緩和する狙いのような「キャシュレスならポイント還元」施策が、国として実施されます。ポイント天国ニッポン、ここに極まれりといった感ですが、これにおいて初めて利用メリットが幅広く認知されることとなるでしょう。

その時、利用ブランドとして認知・普及した決済ブランドが、現金に変わる「新たなお支払いスタンダード」となるワケで、もちろんその支払い事情はECにも大きく影響を与える次第です。

その最有力候補が、ポイント還元することが使命のような「楽天Pay」であることは明白であり、ECでの支払い手段としてもAmazonPay以上の存在になると予測します。

現時点においても圧倒的な利用者数を背景に、楽天自体が事業のシームレス化を図るように楽天ポイントの利用先や用途を拡大させています。携帯料金の支払い、投資、野球やッサッカー観戦など、コンビニ利用は当たり前に、楽天ポイントはニッポン社会に浸透し、円につぐ決済流通通貨を目指しているかのように。

楽天モバイルもキャリア四天王に向けて本格稼働するワケで、生活のあらゆるシーンに楽天ポイントがその利便性を発揮するでしょうから、生活に欠かせない存在であるためにも、無用に乱発されるメルマガ攻勢は、早々に見直して頂きたい次第です。


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