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カート落ちがアナタの過ちでないと確信される5つの理由 | BCラボ ブランドEC研究所

安心してください、あの カート落ち も、その カート落ち も、運営担当であるアナタに過失ではありません。おおよそ7割近くがカート落ちするのが「あたり前」という現状は、消費者とサイト自体のミスマッチが要因である他に、ほとんどは「サイト自体が有する技術的な問題」だったりするのです。


サイトの技術的な問題が、カート離脱(カゴ落ち)の原因になるのはよくあることです。しかし、幸いなことにこれらの問題は修正可能です。修正すればオンライン小売事業者はより多くのサイト訪問者に購入してもらえます。今回はカート離脱に関する5つのポイントを紹介します。



カート落ち 75%の無慈悲な実態

日本とは異なる返品上等なヤンキーショッピングにおける分析データがベースのお話なので、やや誇張気味な面もありますが、スマホの台頭と普及が、ECサイトプラットフォームへの技術的改善にペースアップを要求していますし、ミレミアム世代とZ世代とか世代対応が過敏気味なマーケティング事情を背景に、テックのイノベーションは、既存サービスのリプロダクトに注力されています。

つまり、ECに関連性の高い技術要件やスキルは、マーケティング領域に傾倒している次第で、サイトに潜む技術的な問題の存在や、その解決法を知る術は有していないのです。

理由1:デバイスをまたがない支払いページ

モバイルからのEC売上シェアは拡大を続け、2012年には53.9%に増加するとの予測も。表示速度やUI/UXなどモバイルフレンドリーに努めたとしても、ユーザーログインがデバイスやブラウザをまたがなければ意味はありません。


理由2:SSL証明書の期限切れ

天下のGoogle様のブラウザでも「安全ではありません」と、お金と個人情報を扱うECサイトへは、「近寄るな危険」か「死亡宣言」にも近い表示ですが、なぜかいまだに存在します。
未対応でEC事業を行う勇気には、無知の軽蔑しかありませんが、クレカでの支払い手続きがが成立しているハズもありません。この時点で8割近くユーザーに「買うな」と宣言しているようなものです。

理由3:アドフラなハイジャックたち

不正な広告請求は、いわゆる無許可広告に活かされますが、その恩恵を預かるのがECという「何の因果かアドフラの手先」な始末です。

実際、ハイジャックは消費者たるユーザーたちのPCにマルウェアとして潜んでいるので、なんら防止策どころかその存在され事業者側は知り得ないのです。

仕組まれた不正広告による低価格クーポンなどで吊られた「さしたるニーズもない」方々がカート落ちするので、年間5%程度の利益回復には、「エロやアダルトと一切決別したオーガニックな潔癖主義者しかサイト閲覧できません」という方針が必要だと力説しましょう。

理由4:amazonの真似事

リコメンドをECに広めたamazonですが、関連商品の「関連性」は訪問ユーザーに委ねられているワケです、運営側の思惑と都合は大方無視されています。そのレベルのアップセルをどこで行おうと結果は見えていますが、運営責任者としては与えられた立場から責任を果たさなければなりません。

ユーザー行動を分析する接客ツールの導入を、まさかワタシひとりで10万PVを相手にしろと?

理由5:カート落ちにも地域性

グローバルECでのお話しですが、ウェールドワイドウェブなECにとって、カートに入れるが自国消費者だけとは限りません。世界を相手にしていると世界のお支払い事情と傾向があるワケです。各々の常識が各々の正義である以上、各々の言い分に対応する必要があるかもしれませんが、大半は「無視すべき」レベルでしかありません。

リビンクソファで、ポテチとビールですっかり酔いが回った状態でのアメフト観戦を横目に、ガンガンアクセスし、おぼろげな手つきでクリックしても、返品可という連中ですから、そもそもカートインした意味合いは、日本人のソレとは違いすぎるのです。カートをポチるのに飲酒検問でもしろと?

カート落ちの機会損失?そんなの関係ねー笑

いかがでしたか? 少なくともこれら5つの理由を掲げるに限り、カート落ちによる機会損失額が月商額を超えているとしても、そもそもの問題は、選んだシステムがクソなのか、ワードプレスのブログサイトよろしくフレンドにフレンドリーすぎるギャラでECを作らせたせいかなのです。

5つの理由は、少なくとも5回の責任回避を確実としますが、それ以上は保証外ですので、5回の言い訳のうちに問題の本質を理解してもらいましょう。

いくらマーケティングで未来の売上たちを呼び込んで育もうが、技術的な問題が放置される限り、7割は支払い完了を拒み続けるので、目前の売上が逃げゆく様をマーケティングでは指を咥えて眺めているしかないです。運営担当者であるアナタがエンジニア兼任でもない限り。

サイトの使いづらさなどは常に改善に向けた努力が必要ですが、カート落ちの発生金額だけに気をとられても本質的で解決すべき問題は見えてこないということです。

はじめから確度の低いカートインのために、割引きしたり特典を提供するって、普通に買う顧客にとって不公平でしかないですもの。



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