Yahoo!ショッピングが アップルペイ を導入へ、50万店超で利用可能に | 出店無料から始まり、ソフトバンクユーザーはポイント10倍とグループの持つアドバンテージをフル活用してます。そして、 ApplePay の導入です。このなりふり構わない攻めの姿勢は、ボーターフォンを買収し寡占的だったケータイ業界を振り回した初期のソフトバンクモバイルを彷彿とさせます。
ヤフーが2017年秋、「Yahoo!ショッピング」に米アップルの電子決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」を導入することがわかった。「Yahoo!ショッピング」iOS版アプリにて、「Apple Pay」を使って決済できるようにする。出店者の利用スタート時期は10月末の予定だが、「スケジュールは変更となる可能性がある」(広報)。
「Yahoo!ショッピング」の出店者数は2017年3月時点で51万店超。「Apple Pay」を導入しているECサービスは、ショッピングアプリ「BASE」や「minne」など一部にとどまっている。大手ECモールの導入で、「Apple Pay」で買い物をするユーザーが急速に広がる可能性もある。
「Apple Pay」を利用できるのは、プロフェッショナル出店やライト出店含め全ての店舗を予定している。情報源: 【速報】「Yahoo!ショッピング」が「Apple Pay」を導入へ、50万店超で利用可能に | ネットショップ担当者フォーラム
攻めるYahoo!ショッピング
Amazon、楽天と上位2社を捕まえんと攻勢を続けるYahoo!ショッピング。
出店無料から始まり、ソフトバンクユーザーはポイント10倍とグループの持つアドバンテージをフル活用してます。
ついにはApplePayの導入です。
このなりふり構わない攻めの姿勢は、ボーターフォンを買収し寡占的だったケータイ業界を振り回した初期のソフトバンクモバイルを彷彿とさせます。
結局のところ、ソフトバンクという社風は「攻め」の会社であり、業界3番手ぐらいのポジションが最も利用者にとって美味しいという具合を見るに、docomo、auと横並びに料金体系を揃え、3社一緒に総務省に睨まれる「守り」のソフトバンクには魅力はないということです。
アップルペイ モバイル決済はゆっくりすすむ
ある意味最も普及しているモバイル決済が交通系のSuicaである時点でも、日本のモバイル決済は急激にインフラが普及するとは思えません。
Suicaでされ10年単位ですからね。いくらクレジットカードアカウントを紐付けたアップルIDが、iPhoneシェアとO高いOSアップデート率を誇るとはいえ、「なんかよくわからない」という理由だけで、使おうともしない層が相当数いるのは間違いありません。
実際、使える・使えないが利用シーンで初めてわかる程度の環境では、普及は進みません。だって、いざ支払うときに、現金じゃなきゃダメとか、この決済は使えませんとか話になりませんもの。
ECに限っていえば、利用サイト毎に「会員情報」やら「住所」やら登録して、なおかつログインパスワードを管理するなんて面倒過ぎるので、AppleIDでどのサイトも会員化・ログインできれば、これほどラクなことはありません。
ではこの記事の結論というか見解を。
モバイル決済の普及によりサイトで会員登録という「メルマガ配信したいだけの手間を利用者に強いる」都合は不必要になります。